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カビ 【ファッションケアの基礎知識 第3弾!】
こんにちは、mikuです。
急に寒い日が続くようになってきましたね。
みなさん、風邪などはひいていませんか?
我が家は子供の軽い風邪から、主人がうつってしまい、週末は寝込んでしまいました。
大人がうつると子供より悪化するのは何故なんでしょう…。
みなさんもお気をつけくださいね。
今日はファッションケアの基礎知識、第3弾!「カビ」です。
カビはお洋服の大敵
ジメジメと雨が続く季節や、温度が上がる夏…クローゼットを開けるとイヤな臭いが!!
着ようと思った洋服にカビが生えてしまっていた事はありませんか?
洋服に付いたカビは、繊維の中に根を食い込ませ、繊維や色素成分を分解してしまう厄介者です。
これは洋服の表面に付いた汚れとは違うので、クリーニングやしみ抜きをしても落ちません。
フォーマルスーツは特に要注意!
私が受付をしていて特に多いのがフォーマルスーツです。
先日も「ちょっとしか着ていないから…そのままクローゼットにしまっちゃったのよね」とカビの生えてしまったフォーマルスーツをお持ちになったお客様がいらっしゃいました。
特にフォーマルスーツは短時間しか着ないため汚れが付いていないと思いがちですよね。
しかも着る機会が少ないため、一度クローゼットにしまってしまうと、いざ着ようと思って出してみたらカビが付いていた!!という事が多いと思います。
カビの発生した洋服は石油系のドライクリーニングでは他の洋服にも再付着しやすいため、断るクリーニング屋さんも少なくありません。
ニックが使用している溶剤はカビが死滅し、蒸留もできる溶剤のため、他の洋服に再付着させることなく洗う事ができるので、安心してくださいね。
カビを発生させないのが一番ですが、もし発生してしまった物はニックにご相談ください。
日本初!VB(ウイルスブロック)加工で安心
今年の8月、ホームクリーニング業界で日本初のウイルスブロック加工がニックで初めて登場しました。
これは「おしぼり」のレンタル・企画開発を手掛ける会社と共同で「抗ウイルス・抗菌」を洋服のクリーニングに応用する加工技術の開発に成功したものです。
これによりインフルエンザやカビ、大腸菌などのウイルスや菌の働きを99.99%抑制することができるようになったんです。
クリーニングした綺麗なお洋服にVB加工をしておくことで、カビの発生はもちろん、インフルエンザやノロウイルスなど外出時に付いた菌を少しでも家の中に持ち込まないようにすることができます。

カビからお洋服を守るために
大切なお洋服に負担をかけないために、できるだけカビを発生させたくないですよね。
フォーマルスーツに付く白カビはクリーニングで除去しやすいものですが、黒カビは色素が強力で塩素系漂白でも落ちきれません。こうなってしまっては、せっかくのお洋服が着れなくなってしまいます…
こうならないためのポイントです。
① 汚れていなくても着用したら、クリーニングに出す
先程のフォーマルスーツのように短時間しか着ていない…見た目汚れが付いていない。と思ってもクリーニングに出してからクローゼットにしまって下さい。目に見えない皮脂汚れや、外のホコリや排気ガスが付いています。時間の経過とともに酸化したり、カビの餌になってしまいます。
② クローゼットの中をパンパンにしない
クローゼットにしまうお洋服は8割程度にしてください。パンパンに詰め込みすぎてしまうと、空気の通り道がなくなってしまいます。湿気が抜けないとカビの原因になってしまいますよ。
③ 勘違いしている人多し!クリーニングのビニール袋は外してください。
返却時にかけてあるビニール袋はクリーニング屋さんに保管している時のホコリ避けです。クローゼットにしまう時もホコリが付かないからと、そのまましまってしまうとビニール袋の中に湿気がこもり、これもカビの原因になってしまいます。ビニール袋は必ず外し、ホコリが気になる場合は不織布でできたカバーを使ってください。
季節物のコートやダウンなどは、ニックの「マイクローゼット」を活用しお洋服を永く着続けてくださいね♪
湿気対策、万全です。
今回はニックのファッションケアの基礎知識 第3弾「カビ」でした。