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「プリーツスカート・ロングスカート」アイテム別お手入れ第28弾!
こんにちは、mikuです。
ジメジメした日が続きますが、梅雨の時期に入ってしまいますね(泣)
梅雨になる前に、お洋服はもちろん、カーテンや下駄箱などキレイにしておくのがオススメですよ。
汚れが付いていると、カビも生えやすくなってしまうので、要注意です!
今日は、アイテム別お手入れ第28弾!「プリーツスカート・ロングスカート」です。
今年もトレンドのスカート
今年もレディースのトレンドアイテムの中で、ロングスカートが注目されています。流行りのロングスカートの中でも、特にプリーツが注目されています。いくつものプリーツが折り重なったスカートで、揺れた時のシルエットの変化が楽しめるアイテムですよね。特に最近はスニーカーやパーカーと合わせてカジュアルに着こなしたり、ブーツやパンプスとジャケットを合わせ綺麗めコーデにしたりと、着こなしの幅が広がっています。
私もヘビロテしていますが、ロングスカートは裾を引きずりやすいので、汚れが気になります。
特に外出先での階段やトイレに行く時は、気を遣いますよね。
プリーツスカートはクリーニング屋でも難しい
注意していても、どうしても裾の汚れは防ぎきれません。帰宅してそのまま家で過ごすのが嫌なので、すぐに着替えて洗濯をしたいのですが、プリーツが取れてしまいそうで心配ですよね。
プリーツスカートは、実はクリーニング屋泣かせのアイテムなんです。
着用していくと、プリーツが部分的にとれてきてしまう、という経験ありませんか?そうなんです。
実はプリーツは永続的なものではないのです。
プリーツはずっと続かない!
洗濯表示にも注意事項として「プリーツは永続的なものではありません」と小さな字で記載されているのはご存じですか?
普通に着用や洗濯していてもプリーツが消えてしまうこともありますし、雨に濡れた状態で着用していても消えてしまうこともあります。
また、座ることが多いとお尻の部分だけ消えてしまうこともありますよね。
プリーツは生地の段階で熱によって、セットされて作られるのがほとんどなんです。
(熱を加えると生地が軟化するので、その状態で成形し、冷やすと再び固くなる性質を利用してプリーツ加工を行なっています)
湿気や熱が加わると、プリーツが消えやすくなってしまうので、ドライクリーニングの乾燥時に高温で乾燥したり、下手にアイロンで蒸気を当てると、やはり消えてしまうので、私たちも気を付けています。
保管中にも、湿気の多いところに置いておくのもNGなので、覚えておいてくださいね。
線が弱くなったところを、アイロンで線を入れればプリーツが戻ると思いがちですが、プリーツの幅が狭いとアイロンが入れるのはとても難しいです。
周りの線を逆に消してしまうこともあるので、クリーニング屋でプロの道具を使っても難しいです。
長持ちさせるコツ
着用する時の注意として、座ることが多い機会では、なるべくプリーツの着用は避けたほうが良いです。
どうしても座りシワが気になりアイロンを使う時は、シワの気になる所を軽く下に引っ張りながら、アイロンを直接当てずに、蒸気をかけると良いですよ。
長くプリーツを楽しむのなら、水に強いポリエステル素材がおすすめ。
綿、麻、ウール、レーヨン等の素材は特に水に弱いので、お家で洗濯するのではなく、クリーニング店に出した方がプリーツは長持ちします。
ニックのクリーニングでは、乾燥の温度に気を付けて、低温で優しく乾燥させます。
蒸気も大量に当てるのではなく、少しの蒸気で、座りシワをとるようにお手入れしています。
保管する時は、湿気の多いところには仕舞わないでくださいね。
プリーツの特性を知って上手におしゃれを長く楽しみましょう。
今日は、アイテム別お手入れ第28弾!「プリーツスカート・ロングスカート」でした。
2021/05/17