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ファッションケアの基礎知識 第8弾!「衣類の大敵!白カビ」

こんにちは、mikuです。

梅雨入りしてしまいましたね。

主婦にとってこの時期は、洗濯が干せなのが悩みどころ。毎日天気予報とにらめっこしています(笑)

そんな時期に怖いのがカビですよね。

今日はファッションケアの基礎知識、第8弾!「衣類の大敵!白カビ」です。

 

それって、カビかも!

久しぶりにクローゼットから出したら、お洋服に白いものがついている・・・黒いぽつぽつがある・・・なんてこと、ありませんか?

それは、もしかしたらカビかもしれません!
お気に入りのお洋服に、カビが生えてしまうのは悲しいですよね。

 

特に去年からはコロナ禍で「外出する機会が減って、クローゼットを開けることが少なくなった・・・」

「冠婚葬祭が少なくなったので、喪服をしばらく着ていなかった・・・」というお客様が多く、

梅雨明けにカビが生えてしまい、お困りのお洋服が例年以上に多かったです。

 

衣類に付く、カビの種類は2種類

お客様が持ち込まれる、カビの生えたお洋服には大きく分けて、2種類のカビが生えています。

それは「白カビ」と「黒カビ」です。

白カビはふわふわとしたような物が付き、濡れタオルなどで、拭くと見た目では取れたような感じになるものです。黒カビは、色素系のカビの一種で、黒いポツポツが出ていて、普通に洗っても取れません。

 

今回は白カビについてお話します。
「白カビ」は、衣類に入り込む根まで白いため、見た目では除去する事ができているように思えますが、実は取れていない事が多いのです。

私が良く目にするのは、スーツや喪服に多いです。

他のカビに比べると軽度なカビといった感じでしょうか。

拭くとなんとなく取れたような感じがしますが、生地に入り込んだ根っこは取れていないため、注意が必要です。白カビが付いてしまったお洋服が見つかったら、ニックにお持ちください。根っこから落とします。

 

ニックならカビのお洋服もお預かりできます!

カビが生えたお洋服を断るクリーニング屋さんは、多いです。

なぜ、ニックではお預かりできるのでしょうか。

それはニックが「蒸留できる高級溶剤を使用しているから」なんです。

一般的なクリーニング屋さんは、「石油系の溶剤」を使用しています。

石油系の溶剤は、簡単に言うと使い捨て・・・ある程度使用したら破棄して、新しい溶剤に取り替えます。

この溶剤でカビのお洋服を洗ってしまうと、他のお洋服にカビがうつってしまいますよね。

一方ニックの溶剤は「フッ素系の高級溶剤」のため(実はニックの溶剤は、一般的なクリーニング屋さんが使っている溶剤の10倍以上高いんです)、使用した溶剤を一度気化させ、液体に戻す蒸留ができるんです。

蒸留ができるから、毎回キレイな溶剤で洗う事ができます。

カビのお洋服を単品洗いした後に、必ず蒸留しているので、この段階でカビは不純物として破棄できます。

次に洗うお洋服にうつる心配がないので、お預かりができるんです。

安心ですよね。

 

私たちは、まずそのカビの種類を見極めてから、カビの程度とお洋服の素材に合わせた洗い方を提案させていただいています。

 

 

今回はニックのファッションケアの基礎知識 第8弾「衣類の大敵!白カビ」でした。

2021/06/25

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