こんにちは、mikuです。

少しずつ涼しい季節に向かっていますが、まだまだ日中は暑いですね。

天候も安定しない日も多く、洗濯するのに毎日天気予報とにらめっこしています(笑)

運動部の息子がいるので、毎日洗濯をしないと追いつきません！

今日は、ニックのこだわり第20弾！「クリーニングアドバイザー」です。

クリーニングアドバイザー資格をご存じですか？

みなさん、クリーニング業界には「クリーニングアドバイザー」という、資格があります。

クリーニングに関する、ご相談やご要望に適切にお応えし、提案する、専門資格なんです。

この資格の誕生に至るまでを、簡単に説明させていただきますね。

クリーニング業は、長い間、接客クレームがワースト1位の業種でした。

新規のお客様が、カウンターで「大丈夫ですか？」と聞くほど、クリーニングに対する不信感もありました。

かつてクリーニングの受付は、お洋服を預かるだけの、誰にでもできる簡単な仕事で、とても自慢できるものではないと思われていました。

そこでクリーニング業界は、これらを改善するために、クリーニングアドバイザー資格を作りました。

接客の心構えとマナーや、取り扱うファッションアイテムの素材の特徴を学び、そのアイテムをよりよく洗い・仕上げるために必要なアドバイスができる知識を、身に付けたアドバイザーの資格です。お客様の質問に対して、適切にお応えできる知識を身に付けたアドバイザーがカウンターに立ち、安心して大切なお洋服を預けていただきたいという、私たちクリーニング業界の強い想いからできたのです。

豊富な知識を身に付けています

クリーニングアドバイザーは、たくさんの知識を持っています。

クリーニング業界だけでなく、接客全般に関わる、接客の基本やお客様に対する心構えから学びます。

身だしなみやお辞儀の角度、接客7大用語なんかは、みなさんも聞いたことがあるかもしれません。また丁寧語・尊敬語・謙譲語などの言葉遣いも改めて学びました。

例えばカウンターでお洋服をお預かりする時に「拝見させていただきます」と丁寧に言っているつもりだったのですが、これは、二重敬語になってしまうので、間違った言葉遣いだったんです（泣）

「拝見します」が正しい言葉だった事に気づかされました。              

また国家資格である、クリーニング師と同じく、クリーニングやしみ抜きに関する知識、繊維や皮革・着物など特殊品に関する知識も学びます。

私が勉強していて面白かったのは、ファッションに関する分野でした。

洗濯機など三種の神器が登場した1950年代からのファッションの流行の移り変わりや歴史、アイテムごとのディテールを学んだことです。

みなさんが身近な物だと、ワイシャツのカラー（襟）ですかね。

まだまだ、シャツのカラーだけでもたくさんの種類があります。

このようなアイテムの名前や特徴を知ることによって、お客様の好みやこだわりなどに興味を持って、そのお客様との会話に繋がったり、アドバイスができるようになりました。

知識だけでは、ないんです！

豊富な知識を持つ事は大事ですが、それが受付の際に役立たなければ意味がありません。

クリーニングアドバイザーは筆記の一次試験を合格したら、二次試験のロールプレイング試験があります。お客様がお困りごとのあるお洋服を持って来られたときの、受付を想定した実践形式です。

店内にお客様が入ってこられた瞬間のお出迎えから、受付・金銭授受・お見送りまで一連の作業で試験が進みます。

基本的マナーはもちろん、クリーニングアドバイザーとしての知識を取り入れた、接客が求められます。

様々なお困りごとやご要望を想定し、お客様の会話と仕草の中から、適切なアドバイスをしなければならないので、クリーニング師の試験よりも緊張しました(笑)

ニックにはクリーニングアドバイザーがいます

現在ニックには１１名のクリーニングアドバイザーの資格を持つスタッフがいます。

現在も、資格取得に向けて勉強中でもあり、豊富な知識を身に付けるため、会社を挙げて資格取得の研修なども行っています。

これはお客様の大切なファッションアイテムを、安心して預けていただきたいという、ニックのこだわりの１つでもあります。

ぜひ、大切なお洋服やお困りごとは、ニックにご相談ください。

今日は、ニックのこだわり第20弾！「クリーニングアドバイザー」でした。