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レギュラー【ニックのメニュー第1弾!】

こんにちは、mikuです。
 
 
前回までの10回の「ニックのこだわり」はいかがでしたか?
ニックは70年の歴史の中で、お客様がどんな願いをお持ちか、どうしたら喜んでいただけるかをいつも考えて、こだわりを持ってお品物をお預かりしています。少しでもお客様に伝われば嬉しいです♪
 
今回からは、ニックのメニューを紹介していきたいと思います。
私たちお店で働いているスタッフは、メニューの特徴とお客様の品物の状況を照らし合わせながら、最適なメニューをお伝えしています。ぜひ読んでみてくださいね。
 
ニックのメニュー第1弾!「レギュラー」です。
 
レギュラーとは一般的なドライクリーニングを行う洗い方です。
ご家庭で洗濯をする水洗いとは違い、水を使わずドライ溶剤を使うのが特徴です。
 
 
ニックのドライクリーニング

 

ドライクリーニングとは?

 
ドライクリーニングとは衣類を縮めたり、型崩れをさせないように生まれた洗濯方法なんです。
水洗いをするとハリがなくなり、クッタリしてしまうようなお洋服(特にシルク・ウール・レーヨン・キュプラ等)を傷めずに安全に洗う事ができます。例えば、水の中にトイレットペーパーを入れると、溶けてぼろぼろになりますが、クリーニングで使う「ドライ溶剤」の中に入れても、溶けたり破けたりしません。この性質を利用して洗うのが、ドライクリーニングです。
 
スーツやセーターをお家でお洗濯すると、型崩れを起こしたり、縮んでしまい、せっかくのデザインが台無しになってしまいますよね。こういう物の、デザインや風合いを変えずに洗えるのがドライクリーニングの特徴です。
 
 

ドライクリーニングの何がよいの?

 
実はお家洗いでの洗濯では、水溶性の汚れしか落ちません。水溶性の汚れとは汗や飲み物・血液などがあります。
ですから、油溶性の汚れの皮脂や排気ガス・ファンデーションや日焼け止めなどは落ちにくく、見えていなくても残っている事が多いです。この残った汚れが時間が経ち酸化してくると、洋服が黄色く変色したり、シミが浮かび上がってくることがあるんです。
みなさんも夏物のTシャツやブラウスを、きちんと家で洗濯をしてしまったはずなのに、次のシーズンに着ようと出してみたら、首回りや脇が変色していたなんてことはありませんか?
これはお水洗いでは落ちきれなかった皮脂汚れが残って酸化してできてしまったものです。
 
 
酸化
(※酸化:りんごを切った後に放っておくと切れ目が茶色くなる現象を想像してください)
 
 
先日は衣替えをきちんとなさり、春と秋にはたくさんのお洋服を持ってきてくれるお客様が来店されました。
スーツやコートはクリーニングに出していただいていたのですが、お仕事で着ているブラウスは洗濯表示が「手洗いマーク」がOKだからと、いつもお家でお洗濯していたそうなんです。去年もきちんと家でお洗濯をしてしまったはずなのに、今年出してみたら、脇の汗じみの部分が黄色くなり、前には食べこぼしの跡のような茶色いシミが付いてしまっている、と焦ってお持ちになりました。
これは汗汚れだけでなく皮脂の残留と、その時には見えていなかった食べ物の油が残留していたためです。
こうなってしまっては漂白をしなければ落ちません。漂白をするには生地を傷める可能性が出てしまうので、お気に入りのお洋服がもったいないですよね?
 
 

3回に1回はドライクリーニングで

 
お家洗いしているものも3回に1回はドライクリーニング(ニックのレギュラーで 笑)油溶性の汚れを落として、より永くキレイに着続けてくださいね!
 
今回はニックのメニュー第1弾「レギュラー」でした。
 
 
2019/06/27

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