こんにちは、mikuです。

いよいよお盆休みになりましたね。せっかくのお休み…台風予報で天気が心配ですが、帰省される方は気をつけてください。
我が家も少しの間実家に帰省予定です。畑で夏野菜を採ったり、とうもろこし畑にある迷路をするのが恒例となっていますが、今年はできるか心配です。

 

ニックのメニュー紹介第4弾！「ナチュール」です。

 

 

 

最近、家庭で洗える「手洗いＯＫ」な洋服が増えてきましたね。

先日主人も「家庭で洗えるスーツ」を購入してきて、私に「これ家で洗えるから、洗濯が楽になったよ。クリーニング代がかからないね」と得意そうに言ってきました。さっそく手洗いしようとする主人を慌てて止めてしまいました！

実際に「洗う」というのは、洗う→乾燥する→仕上げまでを含めて「洗う」という事なんです。

洗う事ができても、型崩れしないように成型しながら乾燥させ、アイロンがけを行うのが難しいのです。

クリーニング師である私でも家庭の道具を使って行うのは難しく、家のアイロンでは※アタリが出てしまったり、シワが伸びきらずに残ってしまいます。ですから洗えると言われるお洋服も私はお気に入りの洋服はニックにお願いする事が多いです。みなさんもお気に入りの物は後悔しないように、プロにお任せくださいね。
 

（※アタリとは生地がつぶれてツルツルになり、光が反射して光ったように見えてしまう現象なんです）
 

 

 

ニックでは手洗いできる表示のお洋服はもちろん、できないお洋服も素材によりウェットクリーニングができます。ニックのウェットクリーニングで使用する「柔軟剤・加工剤」はこだわりを持っており複数の加工剤を使い分けています。それによってお洋服本来の素材の特性を活かした「ハリとしなやかさ」「シルエットキープ」「光沢感」が出ます。その後の仕上げも、洗う前の状態をしっかり見てから洗っているので、元のシルエットを崩すことなく仕上げています。
 

 

 

　レーヨンはシルクに似た独特の光沢感があり、軽やかで涼しげな印象になりますよね。

この特徴を生かして色鮮やかなものや、おしゃれなお洋服に使われる事が多いです。汗をかくこの季節は水洗いですっきりしたいのですが、レーヨンはデリケートで水に弱い素材なため、家庭での水洗いをしてしまうとシワや縮みが発生しやすく、洗剤の選び方・水につける時間・脱水の時間が難しいので失敗しがちです。

○麻

　麻は植物の茎から採れる繊維で、ストローのように中が空洞になっています。水分の吸湿や発散性に優れているので、着たときにさっぱりとした清涼感があり、クールビズはもちろんカジュアルな着こなしにもおすすめな素材です。

しかし麻にとって汗は大敵です。変色や色あせの原因にもなるので、汚れは早めに落としたいところですが、家庭での水洗いをしてしまうと摩擦により※白化や色のくすみ、クッタリ感が出やすいので私たちにお任せください。
 

（※摩擦により生地が白くなる現象のことを白化といいます。クリーニング業界ではよく出てくる言葉なんですよ）

 

○ボンディング加工のお洋服 　冬から春にかけてコートなどでよく見かける加工です。表地と裏地を接着剤で貼り合わせた物で、ハリがありレディースのスプリングコートでは裏地がおしゃれになるので、ボンディング加工してある物が多いです。   このボンディング加工は経年劣化で2～3年で剥がれてきてしまうのですが、ドライクリーニングをしてしまうとさらに剥がれやすくなってしまうため、断られるクリーニング屋さんもあるそうなんです。 ニックではそんなボンディング加工のお洋服もナチュールでお預かりができます。

「レーヨン」「麻」「ボンディング」には特にナチュールがオススメです。